SDGsが2015年に国際サミットで採択されてから7年。世界各国が、企業が、「持続可能な開発目標」をかかげ様々な取り組みがなされています。
 ここ数年で日本でもその言葉がかなり浸透し、あちこちにカラフルなあのアイコンが見られます。

「持続可能」

 私たち飲食店にとってこの2年半は特に、どのようにそうなっていく事が出来るかを考えさせられました。そんな中、2020年・2021年・2022年と、札幌大学の外部講師を、オーナー村田と私ソムリエール坂田の2人で務めさせていただきました。

テーマは
「地域社会・飲食業界が持続可能なになるために」

 オーナーからは経営者として、私からは家庭を持つ女性店長として。どのように「会社」や「自分自身が」、「地域社会」や「お客さま」と関わりながら、「持続可能」となっていくよう日々仕事の中で取り組んできたことを、常春オープンからペアリング専門レストランとなるまでの経緯を含め、お話しさせていただきました。

 2020年のコロナ禍からの講義だったので、zoom経由での遠隔講義。それでも多くの生徒さんからのレポートや感想・質問を受け、学生の方々のコロナ禍での飲食店での取り組みへの関心の高さと、これから自身が社会へ出てゆく前段階としての心構えをうかがい知る事が出来ました。(20歳になったら、常春でペアリングコースを体験してみたい!という嬉しい感想もいただきました。

 やっと来月からは、海外の方の来訪も増え、日本中に活気が少しずつ戻ってくると思われます。
 この2年間で学んだことを糧として、どうしたらお客さまに満足してお食事を楽しんでいただけるかを1番に考え、これからも1日1日、大切に生きていこうと思います。

 今後とも、常春をどうぞよろしくお願い致します。